東京が独自に行っている甲状腺検査は全国とどこが違うのか

甲状腺検査において、東京の病院で行われている検査には、代表的な検査として、問診。触診、ホルモン検査、抗体検査、エコー検査、穿刺吸引細胞診等があります。問診であれば、甲状腺特有に症状があるかどうかが問われ、触診においては念入りに腫れやしこりがないかどうかをみていきます。ホルモン検査では、血液を採取し、血液中の甲状腺ホルモンの濃度を検査します。抗体検査とは、甲状腺の病気の代表とされている橋本病やバセドウ病は、免疫が勘違いを起こして自分の体を傷つけてしまう抗体がつくられることによって発生するので、血液を採取して、血液中の抗体を調べて診断します。穿刺吸引細胞診とは、腫瘍に針を刺して細胞を注射器で吸引し、その細胞を顕微鏡で見て、腫瘍が悪性か良性かを診断します。いずれの検査も病状により加減はあります。

東京にある甲状腺外来を専門とする病院における甲状腺検査の一つであるホルモン検査の解説をします。

今では健康診断をきっかけに受診される方は多くなっており、早い段階で病気を発見される方が多くおられます。甲状腺検査の一つである甲状腺ホルモンの検査は、一般の血液検査には含まれていませんので専門の医療機関にて検査をする必要があり、東京には専門機関が数多くあります。検査項目として脳下垂体の前葉から分泌される甲状腺刺激ホルモン、すなわちTSHがあり、数値に異常がある場合は甲状腺疾患が疑われます。次に、甲状腺ホルモンの一つである、遊離サイロキシン、すなわちFT4があり、数値に異常がある場合は、甲状腺機能亢進症や低下症などの甲状腺機能異常が疑われます。もう一つの甲状腺ホルモンである遊離トリヨードサイロキシン、すなわちFT3もTSH、FT4と合わせて統合的な判断が必要になってきます。

全国内において、東京の医療機関における甲状腺検査の方法について解説します。

まず、東京には甲状腺外来を主とする専門医療機関が数多く存在しています。中でも長年に渡り甲状腺を病む方々のために専門診療をという思いから次々と甲状腺診療所を開設されています。甲状腺疾患の初期診断に必要不可欠な甲状腺検査の血液検査、エコー検査、穿刺吸引細胞診は当然ですが、重症の甲状腺癌やバセドウ病の診断、治療に必須ともいえるアイソトープ診療設備も備えられています。また、新しい甲状腺医療に取り組んでおられる医療機関もあります。蓄積されてきたデータを基に、生命への影響が少ない甲状腺微小がんは手術よりも経過観察を推奨し、この取組は世界的にも注目されているのです。また、声帯に指令を伝える反回神経の再建、声の障害を避けるための神経モニタリングにも取り組んでおられます。このように様々な甲状腺検査、また医療機関が東京にはあります。